以下は、2022年のセミノールの収穫量ランキングです。
表の項目は左から「順位」「都道府県」「収穫量(t)」「全国シェア (%)」となっています。
順位 | 都道府県 | 収穫量(t) | 全国シェア (%) |
---|---|---|---|
1位 | 和歌山 | 1,304.3 | 50.9% |
2位 | 三重 | 573.5 | 22.4% |
3位 | 大分 | 549.0 | 21.4% |
4位 | 愛知 | 84.7 | 3.3% |
5位 | 愛媛 | 21.7 | 0.8% |
6位 | 静岡 | 4.5 | 0.2% |
この表は、農林水産省の「作況調査(果樹)」をもとに作成されました。セミノールの生産量、日本一は和歌山県で、全国シェアは50.9%です。
また、生産量1位の和歌山県、2位の三重県、3位の大分県の3県あわせて、国内生産量の約95%を生産しています。
以上の情報から、和歌山県がセミノールの生産量で日本一であることがわかります。また、上位3つの都道府県で全国の約95%のセミノールが生産されていることもわかります。
セミノールとは?
セミノール(Seminole)は、ミカン科ミカン属タンゼロ類に分類される柑橘類の一種です。アメリカで生まれた品種で、ダンカングレープフルーツとダンシータンゼリンという2種類のオレンジを交配させて育成されました。
セミノールは、鮮やかなオレンジ色で、見た目はみかんに似ています。味の特徴は、しっかりとした甘みと酸味、ふくよかな風味があります。果肉も濃い赤橙色で果汁が非常に多く、内皮も薄いため内皮ごと食べることができます。
セミノールは、1910年代にフロリダ州のアメリカ農務省の試験場で育成され、日本へは1955年(昭和30年)に導入されました。生産量は和歌山県がNo. 1です。
コメント