以下は、2022年の47都道府県ラッキョウ(辣韮)の収穫量ランキングを表化したものです。
項目は左から「順位」「都道府県」「収穫量t」「全国シェア (%)」「結果樹面積(ha)」「出荷量(t)」となっています。
順位 | 都道府県 | 収穫量(t) | 全国シェア (%) | 結果樹面積(ha) | 出荷量(t) |
---|---|---|---|---|---|
1 | 鳥取県 | 2,850 | 38.5 | 176.0 | 2,259 |
2 | 鹿児島県 | 2,190 | 29.6 | 154.0 | 1,921 |
3 | 宮崎県 | 763 | 10.3 | 79.0 | 1,248 |
4 | 徳島県 | 450 | 6.1 | – | 459 |
5 | 福井県 | 448 | 5.8 | – | 448 |
なお、この情報は農林水産省のデータをもとに作成しています。
2022年のラッキョウの収穫量について、以下の情報を見つけました。
鳥取県は、出荷量が前年より1割程度少ない1465トン(洗いが1044トン、根付きが421トン)でした。一方、鹿児島県の生産量は1921トンでした。宮崎県の生産量は1248トンで、徳島県の生産量は459トンでした。福井県の生産量は448トンでした。
ラッキョウ(辣韮)とは?
ラッキョウ(辣韮)は、ヒガンバナ科ネギ属の多年草・野菜です。学名は「Allium chinense」です。別名は「オオニラ」、「サトニラ」です。
ラッキョウは、平安時代に中国から日本に伝わってきたと言われています。鱗茎を食用とし、独特の匂いと辛味、歯ごたえがあります。主に甘酢漬、醤油漬などに加工され、日本ではよくカレーの付け合わせとして食べられます。
ラッキョウには、次のような特徴があります。
- ニンニクやニラと同様アリル硫化物を含み、ビタミンB1の吸収を高める
- カリウムも含み、ナトリウムの排泄を促すので、高血圧症予防に役立つ
- 3月から4月に若採りし、葉を髷状に束ね生食できるものは、かってエシャロットとして市場に出ていた
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