以下は、2022年のパパイアの収穫量ランキングです。
表の項目は左から「順位」「都道府県」「収穫量(t)」「全国シェア (%)」となっています。
順位 | 都道府県 | 収穫量(t) | 全国シェア (%) |
---|---|---|---|
1位 | 鹿児島 | 57.0 | 32.8% |
2位 | 沖縄 | 48.6 | 28.0% |
3位 | 宮崎 | 44.1 | 25.4% |
4位 | 千葉 | 24.0 | 13.8% |
この表は、農林水産省の「作況調査(果樹)」をもとに作成されました。パパイアの生産量、日本一は鹿児島県で、全国シェアは32.8%です。
また、生産量1位の鹿児島県、2位の沖縄県、3位宮崎県の3県あわせて、国内生産量の約86%を生産しています。
以上の情報から、鹿児島県がパパイアの生産量で日本一であることがわかります。また、上位3つの都道府県で全国の約86%のパパイアが生産されていることもわかります。
パパイアとは?
パパイア(Papaya)は、パパイア科パパイア属の常緑小高木またはその果実です。学名は Carica papaya L. で、別名「チチウリ(乳瓜)」「モッカ/モクカ(木瓜)」などとも呼ばれます。
パパイアは、メキシコ南部から西インド諸島を原産とし、16世紀初めにヨーロッパ人に発見されました。多くの熱帯の国々で栽培されており、日本でも農業の対象になっています。沖縄などで人家の庭に自生しているほか、九州では露地栽培も可能です。
パパイアの果実は甘くて酸味が少なく、南国を感じさせてくれる香りとなめらかな舌触りが人気の果物です。若葉と幼果は野菜に、熟果は果物として利用されます。熱帯諸国や沖縄県では緑色の未熟な果実(青パパイア)を野菜として食べる習慣もあります。
コメント