以下は、2022年のセトカ(せとかみかん)の収穫量ランキングです。
表の項目は左から「順位」「都道府県」「収穫量(t)」「全国シェア (%)」となっています。
順位 | 都道府県 | 収穫量(t) | 全国シェア (%) |
---|---|---|---|
1位 | 愛媛 | 3,660.7 | 68.9% |
2位 | 和歌山 | 303.6 | 5.7% |
3位 | 佐賀 | 282.3 | 5.4% |
4位 | 広島 | 177.0 | 3.3% |
5位 | 三重 | 171.0 | 3.2% |
6位 | 愛知 | 154.9 | 2.9% |
7位 | 長崎 | 125.0 | 2.4% |
8位 | 香川 | 120.0 | 2.3% |
9位 | 高知 | 86.1 | 1.6% |
10位 | 宮崎 | 83.8 | 1.6% |
この表は、農林水産省の「作況調査(果樹)」をもとに作成されました。セトカ(せとかみかん)の生産量、日本一は愛媛県で、全国シェアは68.9%です。また、生産量1位の愛媛県、2位の和歌山県、3位の佐賀県の3県あわせて、国内生産量の約80%を生産しています。
以上の情報から、愛媛県がセトカ(せとかみかん)の生産量で日本一であることがわかります。
また、上位3つの都道府県で全国の約80%のセトカ(せとかみかん)が生産されていることもわかります。
セトカ(せとかみかん)とは?
せとかは、清見タンゴールにアンコールオレンジを交配し、さらにマーコットオレンジを交配して生まれたみかんです。2001年10月に品種登録されました。
せとかの特徴は次のとおりです。
- 果面がなめらかで美しい
- 果皮が薄く赤橙色
- 糖度が13度から14度と甘みが強い
- 200g~300gの大玉で、むきやすい
- ジューシーで甘く、オレンジのような濃厚な味が楽しめる
- 膜が薄く、柔らかで口の中に残らない
- 果肉が柔らかく、キメが細かい
せとかは、栽培や貯蔵が難しいため、生産者の少ない希少なみかんです。また、枝にトゲが多いため、栽培が難しい高級カンキツで知られています。
せとかは、別名で「柑橘の大トロ」とも呼ばれています。
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