以下は、2022年のナツメ(棗)の収穫量ランキングです。
表の項目は左から「順位」「都道府県」「収穫量(t)」「全国シェア (%)」となっています。
順位 | 都道府県 | 収穫量(t) | 全国シェア (%) |
---|---|---|---|
1位 | 福井 | 0.5 | 97.1% |
この表は、農林水産省の「作況調査(果樹)」をもとに作成しています。
ナツメ(棗)の生産量、日本一は福井県で、全国シェアは97.1%です。
以上の情報から、福井県がナツメ(棗)の生産量で日本一であることがわかります。また、福井県で全国の約97%のナツメ(棗)が生産されていることもわかります。
ナツメ(棗)とは?
ナツメ(棗)は、クロウメモドキ科の落葉高木で、中国からアジア西部に多く分布しています。高さは5〜15メートルで、熟すとリンゴのように赤くなる楕円形の果実をつけます。果実の大きさは、幅1〜3cm・長さ2〜5cmです。
ナツメは、和名が「夏芽」で、夏に入って芽が出ることに由来しています。中国植物名(漢名)は「棗(そう)」です。
ナツメには、良質なたんぱく質、ビタミンC、カリュウムや鉄分、亜鉛、葉酸などが豊富に含まれています。男性には滋養強壮効果、女性には鉄分補給の食品として最適です。胃腸や内臓機能を高め、食欲不振を解消する働きもあります。
ナツメは、生で食べたり、ドライフルーツになった乾燥なつめ、ハーブティーに入れて飲んだりするなどの方法で摂取できます。
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