以下は、2022年のブラックベリーの収穫量ランキングです。
表の項目は左から「順位」「都道府県」「収穫量(t)」「全国シェア (%)」となっています。
順位 | 都道府県 | 収穫量(t) | 全国シェア (%) |
---|---|---|---|
1位 | 秋田 | 1.1 | 44.0% |
2位 | 熊本 | 1.0 | 40.0% |
3位 | 山梨 | 0.2 | 8.0% |
3位 | 岐阜 | 0.2 | 8.0% |
この表は、農林水産省の「作況調査(果樹)」をもとに作成しています。
ブラックベリーの生産量、日本一は秋田県で、全国シェアは44.0%です。
また、生産量1位の秋田県、2位の熊本県、3位の山梨県と岐阜県の4県あわせて、国内生産量の約100%を生産しています1。
以上の情報から、秋田県がブラックベリーの生産量で日本一であることがわかります。また、上位4つの都道府県で全国の約100%のブラックベリーが生産されていることもわかります。
ブラックベリーとは?
ブラックベリー(学名:Rubus fruticosus)は、バラ科キイチゴ属の植物で、木苺の仲間です。日本では「セイヨウヤブイチゴ」と呼ばれることもあります。
ブラックベリーは、北アメリカ中部が原産で、ラズベリーに似た形状や赤黒い美しい色をしています。樹高は1.5~5mほどになり、4月下旬~6月頃に白やピンクの花を咲かせます。6月末から9月中頃に成熟した実がなります。
ブラックベリーは、生食でもおいしく食べられますが、ジャムやジュース、ワインなどにも使用されます。根皮には収れん作用を持つタンニンを含んでおり、下痢にも効果があります。
ブラックベリーは、ブルーベリーと比べて抗酸化活性が高い可能性が示唆されています。
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